ロタウイルス胃腸炎予防ワクチン (2020.10更新)

(2020年10月1日から定期接種となりました。対象となるのは2020年8月1日以降に出生したお子さんです)

ロタウイルス胃腸炎は、感染力が強く5歳までにほとんどのお子さんが経験するといわれています。激しい下痢や嘔吐によって脱水を起こしやすく、けいれんがみられることもあるため、重症化しやすい乳幼児の胃腸炎です。

ワクチンでこういった重症化を防ぐことが可能となりました。

接種時期は生後6週から可能ですが、生後2ヶ月の予防接種と一緒に始めるのがおすすめです。24週の間で原則として、1回目は生後14週4日までの接種が推奨されています。

接種時期

シロップ状の飲む生ワクチンです。ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン・四種混合ワクチンなどの他のワクチンとの同時接種をおすすめします。(2回目の接種は、1回目の接種から4週間以上あけます)。 接種スケジュールについてはご相談ください。また、当院は2回接種のロタリックスを主に使用していますが、3回接種のロタテックも対応出来ますので予約の際に選択してください。どちらのワクチンを選択した場合でも、同じワクチンで決められた回数の接種をしてください。