発熱時のお家でのケアについて (2018.01更新)
熱の測り方
乳幼児の正常体温は36.3~37.4℃ 朝は低め、夕方は高めになります。
食事や運動後、あるいは厚着や暖房などの影響で、高く測定されることがあります。
おかしいな?と思ったら・・しばらくしてもう一度測ってください。
測った時間や体温、お薬を飲んだ時刻などをメモしておくと、受診が必要になった場合、こどもの様子を医師に伝える時、大変役立ちます。
解熱剤の使いかた
解熱剤は、熱によるしんどさを軽くするためのお薬です。高熱でも、元気であれば使う必要はありません。一回使ったら、二回目はおおむね6時間あけましょう。
坐薬について
手で温めて表面を滑らかにしたり、坐薬の先にオリーブオイルやベビーオイルなどを塗るとスムーズに入ります。坐薬を入れてすぐに便意をもよおし、便と一緒に出た場合は、もう一度同じ坐薬を入れてもかまいません。しばらく経っていれば、追加の必要はありません。30分以上過ぎていれば殆ど吸収されています。
熱がある時のお風呂
熱が高くて辛そうな時は、お風呂をひかえましょう。
熱が一時下がった時に、サッと入れてあげるのはかまいません。
汗をかいていないかこまめに見て、着替えさせてあげましょう。
また、背中にガーゼや薄めのタオルをしのばせておくと、汗をかいた時それを抜くだけなので、本人の着替えの負担が軽減されます。
食事と水分補給
食べやすいもの(おかゆやゼリーなど)食べられる時に食べさせてあげてください。
水分は経口補水液などをすこしづつでも飲ませてあげるようにしましょう。
母乳、ミルクは普段どおり飲ませてあげて下さい。いつもと変わりなく飲めているようなら、経口補水液は不要です。ミルクを薄める必要もありません。
熱がなかなか下がらず、ぐったりする様であればもう一度受診してください。