よくあるご質問
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予防接種について
自然にかかることはお子さんを大きな危険にさらすことであり、予防接種を受けることを強くお勧めします。
自然にかかった場合、予防接種を受けるよりも強い免疫がつくかもしれませんが、病気になっている間しんどい思いをすることになり、さらには命を落としたり、重い後遺症を残すことがあります。あなたのお子さんが元気に治るという保証は何もありません。また、まわりの人たちにもうつしてしまい、その人たちも危険にさらすことになります。
予防接種は、自然にかかった場合の合併症の危険性にさらされることなく、より安全に免疫をつけることができる方法です。予防接種という方法がありながら、大切なお子さんを感染症の危険にさらすことはお勧めできません。
多少の咳や鼻水があっても、37.5℃以上の発熱がなく、その他の症状がなく、元気ならば基本的には接種可能です。但し、咳、鼻水がひどくて苦しそう、症状がだんだん強くなってきているなどの場合は予防接種を延期することになります。この場合は通常の診察を受けていただいた方がいいかもしれません。嘔吐や下痢がひどい場合も接種は延期します。
麻疹(はしか)ワクチン、おたふくかぜワクチンはニワトリ由来の細胞を用いた組織培養という方法で作られており、卵白タンパクはほとんど含まれていません。従って、卵アレルギーがあっても基本的には接種可能です。アナフィラキシーショックなどの重度の卵白アレルギーがある場合は事前にご相談ください。
なおインフルエンザワクチンはごく微量の卵タンパクを含んでいる可能性がありますが、きわめて微量ですので、少なくとも卵加工品などを食べているお子さんでは接種は可能です。重度の卵白アレルギーがある場合は事前に主治医とご相談ください。
接種後、1時間以上たてばいつもと同じように入浴できます。接種当日は接種した場所は強くこすらないようにしてください。
早産でも満期産のお子さんと同じく、実際の年齢(月齢)で接種します。遅らせる必要はありません。
シナジスは予防接種ではありません。予防接種のスケジュールには影響しませんので、シナジスの注射とは関係なく予防接種を進めていきます。
通常は、鼻水や咳の症状があっても、37.5℃以上の発熱がなければ接種できます。ただ、鼻水や咳がひどくて苦しそうな場合には、つらい症状がなくなってから接種する方がいいでしょう。治療中の病気がある場合などは、病気を診てもらっている医師に相談してください。
子どもの体調が万全でないように思えるとき、判断に迷ったりするときには、接種前の診察時に医師に相談してください。疑問や不安は解消してから、予防接種を受けましょう。
接種部位を強くこすらなければ、普段通りお風呂に入ってもかまいません。
接種当日や翌日等に発熱することがあります。子どもの機嫌がよく、普段と変わらず生活が出来ている場合は、すぐに受診する必要はありません。ご自宅で様子を見ていてください。
熱が続く・機嫌が悪い・グッタリしている・いつもと様子が違うなど発熱以外の症状がみられた場合は受診してください。