院長・スタッフのブログ

春の思い出

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2012年3月20日

18日の当院開院1周年記念コンサートはお楽しみいただけましたでしょうか?(^^)

私は残念ながら所用で聞くことができなかったのですが…(-_-;)

(イケメンマリンバ奏者をゆっくり拝みたかった…)

地域の皆様に喜んでいただけたなら院長はじめスタッフ一同とてもうれしく思います。

 

さて

もうすぐ桜の季節ですね。

お花見のお誘いなどをいただきスケジュール帳とにらめっこしております。

この時期になると思い出すお話。

昔私が仕事で関わったの男の子。

やんちゃで何をしでかすか予想もつかない落ち着きのない手のかかる子。

ある日折った桜の枝を振り回しながら学校から帰ってきました。

桜を折ってはいけないというのはオトナの世界では常識です。

当然見かけた職員にカミナリを落とされました。

なぜそんなことをしたのか理由を聞くと

「きれいな花が咲いてたから担当の先生に見せてあげようと思って…」

 

それを聞いて大人はみんな言葉を失いました。

彼にはそれが桜なのか何なのか 折っていいのかいけないのか

そんなオトナの常識は関係なくって

ただ純粋に好きな先生に見せてあげたいと思ったのでしょう。

この子の心に自分以外の誰かの存在がしっかりとあって

その人を喜ばせたいと思う気持ちが育っていたことに全員がきづかされました。

とてもじゃないけど褒められる行為ではありませんが

やさしい気持ちは褒めてあげたい。キラキラのきれいなココロです。

叱るときも頭ごなしはいけませんね。子どもなりに理由があるもんです。

そんな感動と反省の気持ちを

毎年春になると桜が思い出させてくれます。

 

投稿者 れんげ385

 

 

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